WHITESNAKE「Is this love」アルペジオリフを弾いてみる!

Editor : Taiyo Hatta (paranoa)

今回はアルペジオを使ったリフの紹介です。
曲はWHITESNAKEのバラード曲「Is this love」。
叙情的で切なく美しいアルペジオのリフです。
この叙情感は僕のボトムになっているかもしれないですね。
WHITESNAKEといえば1980年代のヘヴィメタル、
ハードロックジャンルの代表格のバンドであり元ディープパープルのヴォーカル、
デイヴィッド・カヴァーデイルを中心に活動していたバンドです。
ジョンサイクスやスティーブヴァイといったハイテクギターリストも参加したりとこの時代のハードロックを牽引していたバンドなんじゃないでしょうか?
この時代のミュージシャンはテクニカルな奏法がはやった時代というのもあり、演奏レベル、楽曲レベルが非常に高いです。
僕の青春時代に聴いていた音楽でもあり思い入れのある楽曲です。





こちらがIs this loveの動画になります。


久しぶりに聴いてやっぱり名曲だなぁ〜と実感。。
この時代のハードロックはハイトーンヴォイスが主流なんですがデイヴィッド・カヴァーデイルのヴォーカルは太くセクシーです。
大人のロックといった感じ。
ギターソロも叙情感満載の泣きのソロ。
曲、アレンジ、演奏、全てにおいて完成された曲ですね。
それではギターのメインリフについて検証していきます。

このメインリフ、アルペジオとピッキングハーモニクスを交互に弾くようなアレンジメントをしています。
それとアルペジオ後に軽くアーミングをすることでサスティンをウネラせて歌わせています。
実際の演奏動画を見つけられなかったんですが音源を聴くかぎりではアルペジオとピッキングハーモニクスのパートを別トラックで録音しているように聞こえますね。

アレンジ的にギター一本でも弾けるアレンジメントですがその場合犠牲にしなくてはいけないのがサスティンです。
せっかくのアルペジオのサスティンが切れてしまい、これではせっかくのうねりも消えてしまう。
実際のライブではどういった演奏をしているのかは分かりませんが2パートに分けての演奏がベストかもしれません。

こちらがタブ譜です。














これを元にギター一本でさっそく録音してみたのですが。。
やはりギター一本だと音が途切れてしまい違和感。
バンドアンサンブルではあまり気にならないかもしれませんがやはり別トラックでの録音が最適と感じ2トラックで録音しました。
80年代のロックバラードなので音色は一番奇麗なトーンが出るミドル。

高音を強めに出し艶やかな音色にします。
そしてコーラスとリバーヴを思いっきり強くかけてみました。
たまにはこういった音色も悪くないですね。
そして音の粒立ちを揃えるため、下から上に上昇するアルペジオは全てアップピッキングにしてみました。







完成した動画がこちら。



ピッキングハーモニクスが良いアクセントになっている素晴らしいリフだと思います。
皆さんも是非トライしてみて下さい!
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